沖縄発祥の超ローカルなハンバーガーチェーン店「ジェフ」を知っているか?
筆者は沖縄に住んでいるので、内地から沖縄に遊びに来た友人に「おすすめのご飯やさんがあれば教えて!」と相談されることも結構あります。
沖縄に来たら沖縄そばやタコライス、ステーキや沖縄料理を想像する人が多いと思います。あとはルートビアで有名な「A&W(エーアンドダブリュー・通称「エンダー」)」とかも人気です。
いずれにしても、那覇空港や国際通りにあるお店で食べられますが、せっかく沖縄に来たんだから地元の人がおすすめする場所に行きたくないですか??
私がそんなときにおすすめしているのが、沖縄発祥のファーストフード「ジェフ」です。
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沖縄発祥のファーストフード「ジェフ」とは
ハンバーガーチェーン店の「ジェフ」は、沖縄本島に4店舗しかない超ローカルなお店です。南部に集中しているため、地元民でも中北部に住んでいるとなかなか行く機会がないと思います。
A&Wと同じくハンバーガーのチェーン店ですが、こちらはアメリカ発祥でボリュームのあるアメリカンなメニューに対して、ジェフのメニューは沖縄の食材を使ったどこか懐かしい素朴な味わいのメニューになっています。
2020年4月に公式サイトがリニューアルされて今風になりましたが、個人的には昔ながらのページも味わい深くて良かったです。
商店街の中にある「ジェフ サンライズ那覇店」
今回お邪魔したのは「ジェフ サンライズ那覇店」です。商店街の中にあることもあり、営業時間は9:00~18:00(木曜定休日)とハンバーガー店らしからぬ驚異的な早さで閉まります。
サンライズ那覇商店街は、国際通りから5分~10分歩くので観光客の人はあまり通りません。商店街で働く人や地元のお客さんが利用するような場所ですね。
住所 | 〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-1-5 |
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交通アクセス | ゆいレール牧志駅西口徒歩徒歩10分 |
電話番号 | 098-867-4941 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休業日 | 木曜日 |
朝の開店に合わせて外で待っていると、9時ちょうどにシャッターが空いて中に入れました。入り口からすでにローカルなお店らしい造りをしています。
豊富なメニューから選べる
レジに向かって注文を済ませます。
朝限定(開店~11時まで)のモーニングメニューでは、サンドイッチやホットドック、トーストとセットでドリンクSとコールスローが付いてきます。
ローカルチェーンなのに電子マネーのEdyや交通系ICカード、クレジット支払いに対応しているのがポイント高い。
沖縄らしいゴーヤーを使ったメニューも揃えています。夏季限定でフレッシュゴーヤージュースというものも…。
この他にもチキンやランチメニューのスパゲティ、タコライスなど何でもありな感じ。函館にあるラッキーピエロに近い豊富なメニューから選べます。
地元の食堂のような造りの店内
テイクアウトもOKですが、せっかくなので店内で食べることに。レジから店内の奥へ進むと、フードコートにありそうな椅子やテーブルが20席ほど並んでいます。
注文を待っている間、まったりとした雰囲気で商店街を歩く人をぼーっと眺めるのが良いんですよね。
他にはない特徴的なメニュー
普段はあまり頼まない「黒糖あげパン(税込150円)」とオレンジジュースSサイズ(税込180円)を注文してみました。
あげパンは給食で食べたような幼少期を思い出させる味わいです。オレンジジュースはバヤリースのオレンジジュースに近い甘めの味でした。
モーニングメニューのサンドイッチ。ドリンクSとコールスローがセットになっています。
サンドイッチの具材はレタス、ハム、トマト、チーズ。ちゃんとパンの端まで具材が詰まっていて、思ったよりもボリュームがありました。
友人の食べていたぬーやるバーガー(ゴーヤーオムレツ入り)はジェフの人気メニュー。
沖縄の方言で「ぬーやるばーが」は「何なんだ」という意味で、ばーがを「バーガー」と掛けたキャッチフレーズのCMが放送されたことで人気になった経緯があります。
ゴーヤーが入った卵焼きと、ポークランチョンミート、チーズとマヨネーズがサンドされた1品。ふわふわ卵とマヨネーズとの相性がよく、ゴーヤーの苦味がアクセントになっています。
沖縄を訪れた観光客の方はぜひジェフ沖縄に食べに行ってみてください。なかなか沖縄まで遊びに行けない方は、公式Twitter、Facebook、Instagramをフォローするとより魅力が伝わると思います。