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最大65W出力対応・4ポート搭載なのに超コンパクト!「CIO LilNob Share」レビュー

パソコンやスマホ、カメラにモバイルバッテリーなど、ガジェットが増えるにつれて困るのが充電問題。一度にたくさん充電したくてもポートが足りず、コンセント不足に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

そんな方にオススメなのが、4ポートで最大65W出力対応のUSB充電器LilNob Share」です。クラウドファンディングサイトの「GREEN FUNDING」で400万円近く支援者を集め、このたび一般販売が開始されました。

今回はメーカーのCIO様より製品を提供していただき、サイズや使い勝手についてレビューしていきます。

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「LilNob Share」のスペック

まずは製品仕様のおさらいから。

LilNob Shareのスペック
材質 PC
カラー ブラック・ホワイト
GaNチップ NavitasNV6115
AC入力 100-240V 50/60Hz
対応急速充電規格 PPS/PD3.0/PD2.0/QC4+/QC4.0/QC3.0/QC2.0/AFC/FCP/SCP/PE2.0/PE1.1/SFCP
ポート数 4(USB-C×3、USB-A×1)
USB-C1出力 最大65W
USB-C2出力 最大65W
USB-C3出力 最大30W
USB-A1出力 最大30W
サイズ 50mm×51mm×30mm
重量 112g
プラグ 折りたたみ式

LilNob Shareは、次世代半導体のGaNを採用することで多ポート・高出力を実現しています。PD3.0やQC4をはじめ、PPSなどの主要な急速充電規格に対応している点もポイント。

1ポート単独使用時は最大65Wに対応。MacBook Pro 13インチなどのノートPCも最速で充電可能です。複数ポート使用時でも1ポートにつき最大20Wの出力に対応しており、iPhone 12シリーズも最速で充電できます。

「LilNob Share」の外観・特徴

パッケージはこんな感じ。

箱の中身は充電器本体と取扱説明書。

本体サイズは50mm×51mm×30mm、重量はわずか112gと小型軽量で携帯性も抜群です。

最大の特徴は指でつまめる小ささ。高出力のUSB PDに対応し、4ポート搭載の充電器では類を見ない小型軽量に仕上がっています。

調べてみると、Apple純正の30W USB-C充電アダプタとほぼ同じ大きさとのこと。最大出力も65Wに上がっていて、ポート数が4つに増えているのはめちゃくちゃ便利です。

底面には製品仕様やPSEマークなどが印字されています。

折りたたみ式のコンセントプラグ

天面に折りたたみプラグを内蔵。プラグ部分が数ミリ出っ張っているので、爪が短くても指を引っかけやすいようになっています。

単独使用で最大65W、3ポートでも最大20Wの出力に対応

側面には出力ポートがType-C×3、Type-A×1の合計4つ備わっており、使用するポートと接続した数に応じて出力が変動します。

Type-C1と2は単独使用で65W、2ポートで45W、3ポート以上は20Wの出力になります。Type-C3とAポートは単独使用で30W、2・3ポートで20Wまたは18W、4ポート同時では2ポート合計で15Wに制限されます。

3ポート以上使用していても最大20Wまたは18Wで出力できるので、スマホやタブレットなどを同時に急速充電したい用途にぴったりです。

現在愛用中の「LilNob CIO-G65W2C1A」は、3ポート使用してもType-C1が45W出力になるのでノートPCの充電も可能でしたが、LilNob Shareは20Wずつに振り分けられるので充電できない点は注意が必要です。

他の製品とサイズ比較

以前レビューした同社のUSB充電器「LilNob CIO-G65W2C1A」と比べるとこのくらいのサイズ。左のLiLnob Shareは4ポート、右のCIO-G65W2C1Aは3ポートです。1ポート増えているのに重量やサイズはそれほど大きくなっていません。

CIO-G65W2C1Aは長方形に対し、LilNob Shareは正方形なので、コンセントに挿したときも自重で抜けにくくなっています。

最大100W出力に対応したCIO LilNob 3C1Aと比べると一回り以上小さいです。ハイパワーが必要なければLilnob Shareのほうがコンパクトで携帯性に優れています。

「LilNob Share」を実際に使ってみた

ノートPCの「LG Gram 17Z90N」を充電してみました。19.8V×2.07A=40W前後で充電できています。

PCをフル充電にしたあとは充電器本体の発熱が気になりました。筐体が小さいので放熱が難しいのかも…?連続して使用する際は少し冷ましてからのほうが良いかもしれません。

Type-C2にスマートフォンを接続すると、Type-C1は最大45W出力に制限されます。さらにType-C3ポートも接続すると最大18Wずつの出力に低下します。

3台、4台のデバイスを同時に接続すると、Type-C1の出力が20W前後まで制限されました。W数が足りないと充電できないモデルもあるため、ノートPCを充電するときは2ポート以内での使用をおすすめします。

まとめ

コンパクトで高出力なUSB充電器も各社様々な製品が登場していますが、LilNob Shareはよりコンパクトで4ポートを搭載していることが挙げられます。主要な急速充電規格に対応し、使用ポート数に応じて最適な電力を出力することができて便利です。

私のように充電器を1つにまとめて身軽に行動したい方や、ノートPCやタブレット、スマホなど様々なガジェットを持ち運ぶ方におすすめです。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。