沖縄都市モノレール「ゆいレール」が2020年春からSuica等の交通系ICカードに対応!
沖縄都市モノレールは2020年春を目処に、Suicaをはじめとする相互利用ICカードサービスに対応することを発表しました。
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対応する交通系ICカード・路線
沖縄都市モノレール株式会社では、東日本旅客鉄道株式会社と「Suica」利用の協議を進めてまいりましたが、令和2年春、沖縄都市モノレール線における利用開始が決定しましたのでお知らせいたします。
Suicaサービス開始
新たに対応する交通系ICカードはSuica、Kitaca、PASMO、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA の10種類。沖縄都市モノレール線全線で利用できるようになります。
- ■対応する交通系ICカード
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- Suica(首都圏)
- PASMO(首都圏)
- Kitaca(北海道)
- manaca(名古屋)
- TOICA(東海)
- PiTaPa(関西)
- ICOCA(関西)
- はやかけん(福岡)
- nimoca(九州)
- SUGOCA(九州)
沖縄都市モノレール「ゆいレール」の現状
ゆいレールは沖縄の那覇空港から首里を結ぶ総距離12.9kmの沖縄唯一の鉄道。スーツケースを抱えた乗客が多いので満員電車ほどではないものの詰めて入ることが難しいです。2両編成で荷物置き場もないため仕方ないです。
2030年までにモノレールの3両編成を目指す方針を決めていますが、その実現はまだまだ先の話です。3両化には200億円以上掛かると言われています。
私は主に空港へのアクセスに利用していますが、始発から既に満員状態で通勤・通学で利用している方はストレスを感じていると思います。
2019年10月には石嶺駅、経塚駅、浦添前田駅、てだこ浦西駅の約4kmの延長が決定しています。浦添方面に住んでいる方にとっては那覇に出やすくなると思います。
そんなゆいレールは沖縄独自のICカード「OKICA」を発行して、ゆいレールやバスにきっぷを買わずに乗れることをアピールしていました。
しかし、他社の交通系ICのようにコンビニで買い物をしたりICカード割引があるわけでもないため、あまりメリットを感じませんでした。
OKICAを入手する前はきっぷを購入していましたが、2014年から導入されたQRコードを改札にタッチするシステムは認識率が悪く、何度も改札で止められる観光客を見てきました。
ゆいレールでも本土の交通系ICに対応したことで、他県から来た観光客もスムーズに改札を通れるようになったのでは無いでしょうか。
地元民には主要の足となる路線バスも交通系ICに対応してくれると助かります。