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【レビュー】山崎実業タワーシリーズの「テーブル下収納ラック」を使ってデスク裏にPCを設置してみた

PCデスク環境のレイアウトで悩ましいPC本体の設置場所。

デスクトップPCを使っていると、電源やモニターに接続するケーブルが必要になり、雑に配線していると足元でケーブルが絡まりやすい地獄と化していきます。

私は電動昇降式デスクの「FLEXISPOT E7」を使用しているため、デスクの昇降に合わせてケーブルが引っ張られないように調整する必要があり、配線整理の難易度がグンと上がります。

なるべくケーブルが見えないように、デスクの天板裏やモニター裏に配線を隠したい。

そんな悩みを解消する良い収納グッズがないかなーと思っていたところ、山崎実業タワーシリーズの「テーブル下収納ラック」を見つけました。

早速ポチってデスクの天板裏に設置してみたのでご紹介します。ちょっと高いなと思いつつも、イメージ通りの仕上がりで満足しています。

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山崎実業「テーブル下収納ラック」の外観・サイズ

パッケージは取り付けイメージ写真とイラストが描かれたデザイン。

山崎実業の製品を初めて購入してみましたが、無駄な装飾を排除したミニマルでオシャレな製品が多いので好きな人には刺さるはず。

箱の中身はテーブル下収納ラック 本体、説明書、取り付け用ネジ5本(1本予備)が入っていました。

サイズは約44×24×7cm、内寸は40×24×7cmです。本体重量は1.4kgで、耐荷重は最大4kgまで対応しています。

設置する前に小型デスクトップPCのM1 Mac miniThinkCentre M75q-1 Tinyが入るかチェック。余裕を持って設置することができそうです。

本体はスチール製で表面に粉体塗料が施されています。想像以上に重厚感があり安っぽさは感じません。

買う前はちょっと高いなと思いましたが、製品の作りもしっかりしていて納得しました。

山崎実業「テーブル下収納ラック」を設置してみた

それでは早速デスク裏に設置してみました。今回取り付けるデスクは冒頭でも話した電動昇降式デスクの「FLEXISPOT E7」です。

本当はデスクを裏返して設置したほうが楽だと思いますが、電動昇降式デスクは総重量が50kg近くあるので元に戻すだけでも大変な作業です。

これから電動昇降式デスクを導入する予定なら、組み立てるときに一緒に設置する事をおすすめします。

このデスクには脚の中央に昇降用のモーターが固定されており、そこと干渉しないかサイズを測ってから購入しました。

結果としては、140cm×70cmの天板ならギリギリ干渉せず設置可能です。

ネジの長さは1.5cm程度。天板の厚みは2cmなので結構ギリギリな長さです。

説明書には「ネジの破損の原因になるので電動ドライバーを使用しないで下さい」とありましたが、手動で締めるには竹天板が硬すぎて歯が立ちません。

天然竹天板は厚さ2cmの薄いものですが、相当しっかりと作られています。

仕方ないのでダイソーで買ってきたキリで下穴を開けてからXiaomiの電動ドライバーを使用しました。ネジをなめやすいのでゆっくり慎重に回すのがコツですね。

最後の本締めだけは、ドライバー先端が干渉してしまったため、手動で汗だくになりながら力いっぱい締めました。

片手で1.4kgのトレーを持ちつつ、もう片方の手でネジを回すのは意外とキツイです。設置する際は2人以上でやると楽だと思いました。

デスクが電動昇降式ということを思い出し、トレーをキャビネットに置いてデスクの高さをゆっくり下げて位置を調整しました。

こんなときに高さが変えられるメリットがあるとは思いもしなかったです。

そんなトラブルもありつつ、デスク正面の左側に設置完了。

一箇所だけネジが斜めに入ったため、最後までネジが閉まらず残念な結果になりました。一応手で動かしてもぐらつかず固定できているので良しとしましょう。

実際にPCを設置してみたところ、奥行きがギリギリでコードの取り回しが難しくなりました。

これだと後から機器を追加するたびにケーブルを外さないといけなくなり、非常にメンテナンスしづらい状況です。

そこで考えた結果、デスクを180度回転させて壁側に収納トレーが来るように変更してみました。

これなら脚や椅子の肘掛けがぶつかる心配もなく、奥行きが出来て配線も多少楽になりました。

ケーブル類はFLEXISPOTに標準で付いているケーブルトレーにまとめて、下に垂れるケーブルは電源ケーブル1本にしています。

正面から見たときにケーブルがほぼ見えない状態まで綺麗に整理できました。詳しい配線整理方法については改めて記事にする予定です。

使ってみた感想、メリットとデメリット

■メリット
  • デスクの天板裏のスペースを有効活用できる
  • モノトーンのシンプルな見た目でオシャレ
  • ケーブルなどを通せるスペースが空いている
  • スチール製でマグネットが取り付けられる

メリットはデスクの天板裏のスペースを有効活用できること。デスクの上に散らかっているティッシュや書類、小物類を隠すことでスッキリと見せることができます。

収納部分にディッシュが取り出せる空洞があるため、生活感のあるティッシュを隠しつつ使いやすい位置に配置できます。

耐荷重は4kgまでと、ある程度重たいものも設置できるので、アイデア次第で様々な活用方法がありそうです。

もし別の方法で使っている人がいましたら、ぜひともコメント欄で教えて下さい。

■デメリット
  • 値段が高め
  • 付属のネジが潰れやすい
  • 板の厚みが薄い(1mm)

致命的なデメリットはないですが、やっぱり価格が高いのがネックです。

天板に穴を開けて固定する必要があるため、天板に穴を空ける工具を持っていない、穴を開けたくない方にはオススメしません。

魔法のテープなどを使って固定することもできると思いますが、トレー自体が1kg以上あるので時間経過とともに落下する恐れがあります。

また、組立時に付属のネジが潰れやすい、板の厚みが薄い(1mm)ことも気になりました。

今回は耐荷重の範囲内に収まるデスクトップPCを設置していますが、万が一落下してしまうことを考えると、耐荷重ギリギリでの使用は避けたほうが良いでしょう。

まとめ

このデスクには元々引き出しや収納が付いておらず、100均で購入したカゴにぶら下げて天板裏にPCを置くという強引な手法で固定していました。

いつか落ちそうだなとヒヤヒヤしながら使っていたので、今回思い切って導入できて良かったです。

山崎実業のテーブル下収納トレーは、デスク下に収納を作りたい人にオススメです。

見た目もスタイリッシュでカッコよく、トレーの裏面や底面にスリットがあるので、ケーブルを通せるのも良かったです。

最初はネジ止めするのに抵抗がありましたが、せっかく電動ドライバーも購入したことですし、徐々にDIYにも挑戦してみようかなと思いました。

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writer : 鹿
このブログを管理している鹿。Webデザインとガジェットが好き。