【2021年7月版】格安SIM(MVNO)20回線の通信速度比較 混雑しやすいお昼の速度差が広がってきた
格安SIMではMNOと比べて料金が安くなる反面、デメリットとして挙げられるのが格安SIMは混雑時の通信速度が遅いという話。
毎日のように値下げが繰り広げられるMVNO市場ですが、格安SIMの事業者を選ぶ上で最も重要なのは通信速度だと思っています。せっかく大量に契約しているSIMカードを有効活用するために通信速度の測定を定期的に行っています。
2021年7月からは、比較対象として大手キャリアのオンライン専用ブランドのahamo、povo、LINEMOを含む合計20回線の通信速度を比較しました。格安SIM選びの参考になれば嬉しいです。
※本ページは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
測定環境・条件
格安SIMでは測定する条件によって大きく速度が異なってきます。
測定端末や測定時間が完全に同一ではなく、あくまでも私が測定した環境での結果なので参考程度に見てください。
あえて混雑しやすい時間帯を選んで測定しているので「混雑時にどれだけ通信速度を保てているか」を見てもらえるとMVNOの信頼度や通信速度の安定感がより分かってくると思います。
測定場所 | 沖縄県 那覇市周辺 |
---|---|
測定時間帯 | 8時~9時、12時~13時、19時~20時 |
測定方法 | Speedtest.netで速度を3回測定。平均値を値とする。 5GMarkで完全テスト(Full Test)を1度行い、動画やウェブサイト閲覧の制限を確認する。 |
測定端末 | AQUOS sense 3 basic SHV48×20台 |
測定回線 |
|
格安SIMは混雑時に速度が落ちやすくなりますが、大手キャリアは自社の通信設備を使ってサービス展開をしているので速度が落ちにくいのが特徴です。
どれだけ速度に違いがあるか注目しつつ、結果をチェックしてみて下さい。
より正確な速度を出すために「5GMark」を使用
2019年9月からSpeedtest.netから5GMarkというアプリに切り替えてみました。
このアプリは通常のスピードテストに加えて、YouTube動画の再生やウェブサイトの読み込み速度を数値化してくれる素晴らしいアプリです。
「スピードテストは速いのに体感速度は遅い」という問題もチェックできると思います。
完全テスト(Full Test)は通信量が多く、複数回測定すると直近3日間制限に引っかかるSIMがあるため時間帯ごとに1発勝負にしています。
2017年11月から通常の速度測定はSpeedtest.netで行うようにします。クイックテストの精度があまり良くなかったり、測定に掛かる通信量が多く見られるため変更しています。
前回からの変更点
特になし
前回の測定結果はこちら。
過去の測定アーカイブはこちら。
朝8時~9時での測定結果
朝の通勤ラッシュは比較的混み合う時間帯ですが、在宅ワークが増えてきていることもあって最近は落ち着いています。
今回の測定ではau回線のUQ mobile、mineo Aプラン、povoが上位を独占し、下り150Mbpsを超えて爆速を記録。その他の会社も過半数が下り50Mbpsを超えていて非常に快適に使えます。
アップロード速度はどの会社もだいたい同じくらいで、体感での違いはほとんど分かりません。
昼12時~13時の測定結果
お昼のランチタイム中の12時半頃に測定。この時間帯は格安SIMが特に混雑するタイミングで、多くの会社が朝と比べて下りの速度がガクッと落ちています。
回線速度が速い会社と遅い会社で大きな差が出てくるので、日中にスマホをよく使う人はこの数値を参考にしてみてください。
そんな中でもUQ mobileは下り90Mbps超えを記録し、後を追うようにb-mobileやLINEMOなどのソフトバンク回線が並びます。ドコモ回線もLinksMateやOCNモバイルONEなどが健闘しています。
夜19時~20時の測定結果
夜の退勤ラッシュ時に合わせて測定したところ、朝の記録とそれほど変わらぬ結果となりました。ここでも速い会社と遅い会社、その中間でざっくり分かれています。
やはり私の測定環境だとauが圧倒的に強く、povoやUQ mobileが3位の2倍近く差を付けています。測定する環境によっては逆転することもあるので、一例として見てもらえたらと思います。
今回の測定では、下り・上りともに極端な速度低下が見受けられず、どの会社も普段使いには十分な速度が出ていました。
朝・昼・晩の平均速度
1日の統計速度がこちら。ほぼ昼の結果次第な感じはありますが、概ね体感速度に近い順位になっています。
測定結果を踏まえた感想と今月のオススメSIM
今回の測定結果を振り返ると、緊急事態宣言が延長された影響なのか、思ったよりも混雑していない印象でした。去年はお昼のランチタイムに速度制限中なのかな?と思うほど低速化した回線も多かったですが、ここ最近は1Mbpsを超える会社が増えています。
混雑時の通信速度を重視する方は、3キャリアのオンライン専用ブランド、またはサブブランドを選んでおいたほうが無難です。サービス開始当初こそ速くても、ユーザー数が増えるにつれて遅くなる会社をいくつも見てきました。
- ■オススメのドコモ系格安SIM
ahamo
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 67ms | 21.64Mbps | 10.66Mbps |
朝2回目 | 69ms | 41.31Mbps | 15.17Mbps |
朝3回目 | 66ms | 19.08Mbps | 15.82Mbps |
昼1回目 | 67ms | 38.97Mbps | 18.18Mbps |
昼2回目 | 74ms | 38.43Mbps | 20.98Mbps |
昼3回目 | 72ms | 22.95Mbps | 12.26Mbps |
夜1回目 | 71ms | 24.21Mbps | 12.94Mbps |
夜2回目 | 71ms | 25.82Mbps | 9.62Mbps |
夜3回目 | 76ms | 27.63Mbps | 5.77Mbps |
ahamoはドコモのオンライン専用ブランド。ドコモ回線のMVNOと比べると5GMarkの結果が時間帯問わず安定しています。
月間20GB+5分通話定額とセットで月額3,000円未満で使えるので、データ容量も通話定額も欲しい欲張りな方にオススメのプランです。
3キャリアのオンライン専用ブランドの中では唯一、回線と端末がセットで購入するのもメリット。
povo
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 47ms | 161.52Mbps | 10.76Mbps |
朝2回目 | 48ms | 162.02Mbps | 10.93Mbps |
朝3回目 | 47ms | 160.87Mbps | 11.1Mbps |
昼1回目 | 47ms | 50.16Mbps | 9.33Mbps |
昼2回目 | 55ms | 22.5Mbps | 9.25Mbps |
昼3回目 | 46ms | 69.07Mbps | 10.73Mbps |
夜1回目 | 49ms | 168.06Mbps | 10.93Mbps |
夜2回目 | 52ms | 170.51Mbps | 11.09Mbps |
夜3回目 | 58ms | 168.31Mbps | 10.99Mbps |
auのオンライン専用ブランド「povo」は、月間20GBで2,728円と大容量かつ安いのが特徴です。必要なオプションを追加で”トッピング”していく形式のため、オプションが必要ない人はより安くなります。
1日税込220円でデータ使い放題になるオプションは、他社にはない大きなアドバンテージとなりそうです。動画視聴などを大量に行うと制限が掛かるようですが、使い方によっては便利に使えると思います。
気になる通信速度も大手キャリアと遜色なく、混雑しやすい時間帯でもサクサク快適に利用できます。申し込みも3キャリアの中で1番分かりやすく、多くの人にオススメできる会社です。
LINEMO
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 63ms | 63.57Mbps | 24Mbps |
朝2回目 | 62ms | 75.01Mbps | 22Mbps |
朝3回目 | 61ms | 49.03Mbps | 17.19Mbps |
昼1回目 | 62ms | 60.03Mbps | 22.38Mbps |
昼2回目 | 70ms | 52.08Mbps | 17.74Mbps |
昼3回目 | 68ms | 54.14Mbps | 21.9Mbps |
夜1回目 | 62ms | 46.81Mbps | 15.62Mbps |
夜2回目 | 64ms | 52.68Mbps | 17.24Mbps |
夜3回目 | 61ms | 49.84Mbps | 22.16Mbps |
LINEMOはソフトバンク回線のオンライン専用ブランド。こちらもpovoと同じく月間20GBで月額2,728円ですが、キャンペーンにより1年間は通話定額オプションが割引価格で利用できます。
LINEのデータ容量がゼロになる「LINEギガフリー」や、LINEのクリエイターズスタンプが追加料金なしで使い放題になる特典もあるので、使い方によってはahamoやpovoよりもお得です。
UQ mobile
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 89ms | 172.49Mbps | 11.15Mbps |
朝2回目 | 88ms | 172.07Mbps | 11.22Mbps |
朝3回目 | 88ms | 170.98Mbps | 11.34Mbps |
昼1回目 | 88ms | 104.61Mbps | 11.18Mbps |
昼2回目 | 78ms | 126Mbps | 10.87Mbps |
昼3回目 | 79ms | 45.72Mbps | 8.45Mbps |
夜1回目 | 84ms | 143.68Mbps | 10.56Mbps |
夜2回目 | 90ms | 134.91Mbps | 11.37Mbps |
夜3回目 | 89ms | 144.3Mbps | 10.82Mbps |
UQ mobileは通信速度が安定しています。混雑しやすいお昼の時間帯でも下り100Mbpsを超え、価格が安いのにau回線と遜色ない速度が出ています。
UQ mobileの回線とスマホを2週間試せる「Try UQ mobile」を使って、自分の環境で実際に使ってみてから本契約に進めるのは便利だと思います。
2021年2月からは、家族割や期間限定の割引のない「くりこしプラン」が登場しました。
基本料金の値下げとデータ容量の増加を同時に行い、ますますコスパに優れた回線であることは間違いありません。自信を持っておすすめできる会社です。
楽天モバイル
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 77ms | 19.28Mbps | 11.7Mbps |
朝2回目 | 80ms | 19.16Mbps | 12.07Mbps |
朝3回目 | 79ms | 16.24Mbps | 12.04Mbps |
昼1回目 | 79ms | 17.25Mbps | 14.73Mbps |
昼2回目 | 182ms | 15.96Mbps | 13.21Mbps |
昼3回目 | 79ms | 19.84Mbps | 13.14Mbps |
夜1回目 | 78ms | 18.28Mbps | 15.69Mbps |
夜2回目 | 181ms | 15.01Mbps | 14.58Mbps |
夜3回目 | 189ms | 16.97Mbps | 13.5Mbps |
楽天モバイルは、2021年1月に発表した「Rakuten UN-LIMIT VI」が話題を呼んでいます。1人1回線に限り1GB未満なら0円から使えて、3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、20GB超過後も3,278円と他社よりも低価格なのが魅力的。
楽天回線エリアなら月間データ容量無制限(1日10GBまで)で使えて、制限後も下り1Mbps~3Mbpsと必要十分な速度が出ています。
今回の測定では下り10~20Mbps前後で安定していました。たまに繋がりにくい場所もありますが、サブ機としてなら十分アリだと思います。
沖縄ではまだまだ楽天回線を掴むことが稀ですが、これからエリアが広がっていくことを期待しています。
ワイモバイル
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 68ms | 41.16Mbps | 31.32Mbps |
朝2回目 | 67ms | 43.81Mbps | 26.15Mbps |
朝3回目 | 70ms | 62.17Mbps | 15.51Mbps |
昼1回目 | 68ms | 23.27Mbps | 17.74Mbps |
昼2回目 | 71ms | 43.71Mbps | 17.32Mbps |
昼3回目 | 70ms | 58.94Mbps | 17.14Mbps |
夜1回目 | 66ms | 44.87Mbps | 13.3Mbps |
夜2回目 | 64ms | 47.91Mbps | 13.09Mbps |
夜3回目 | 60ms | 49.32Mbps | 11.51Mbps |
ワイモバイルもUQ mobileと同様に速度が安定しており、価格の安さとプラン内容のバランスが良くて気に入っています。
月によって通信速度に多少ばらつきはありますが、これだけ出ていれば十分満足しています。最近はアップロード速度が落ちてきているかな?と感じることもあります。
2021年2月からは月額料金がずっと変わらない「シンプルS/M/L」プランが登場しました。通話定額は別オプションとなり、通話をしないユーザーでも格安で使えるのは嬉しいポイント。
さらに8月からは、データ増量オプションの改定とデータ残量の繰越に対応し、ますます使いやすいプランになります。
IIJmio
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 68ms | 23.85Mbps | 14.97Mbps |
朝2回目 | 69ms | 59.65Mbps | 27.06Mbps |
朝3回目 | 68ms | 43.12Mbps | 20.86Mbps |
昼1回目 | 68ms | 1.3Mbps | 23.28Mbps |
昼2回目 | 120ms | 1.22Mbps | 24.46Mbps |
昼3回目 | 118ms | 1.24Mbps | 24.05Mbps |
夜1回目 | 149ms | 4.13Mbps | 19.24Mbps |
夜2回目 | 134ms | 4.89Mbps | 7.51Mbps |
夜3回目 | 136ms | 5.21Mbps | 7.55Mbps |
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 84ms | 38.11Mbps | 9.45Mbps |
朝2回目 | 98ms | 58.5Mbps | 7.43Mbps |
朝3回目 | 83ms | 69.55Mbps | 9.35Mbps |
昼1回目 | 88ms | 1.24Mbps | 4.28Mbps |
昼2回目 | 95ms | 1.15Mbps | 3.61Mbps |
昼3回目 | 102ms | 1.95Mbps | 5.58Mbps |
夜1回目 | 85ms | 5.19Mbps | 10.15Mbps |
夜2回目 | 86ms | 2.92Mbps | 10.4Mbps |
夜3回目 | 88ms | 4.68Mbps | 10.86Mbps |
IIJmioはお昼の通信速度が遅くなりやすく、混雑時には弱い印象があります。DプランよりもAプランのほうが多少速いですが、月によってマチマチなので速度重視の方はオススメしません。
最新機種やOSアップデート後にいち早く動作確認をしてくれたり、家族間の通話定額が充実しているなど速度以外に魅力を感じる方ならアリだと思います。
2021年4月に開始した「ギガプラン」は基本料金が安く、1契約につき最大10回線までデータ容量のシェアができる使い勝手の良さそうなサービスです。
国内では数少ないeSIMが利用できる会社なので、iPhoneやAndroidの対応端末をお持ちの方は、2回線目として利用するのもオススメです。
mineo
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 67ms | 21.01Mbps | 8.3Mbps |
朝2回目 | 63ms | 37.42Mbps | 14.24Mbps |
朝3回目 | 66ms | 78.84Mbps | 14.45Mbps |
昼1回目 | 65ms | 2.77Mbps | 17.8Mbps |
昼2回目 | 109ms | 1.87Mbps | 16.32Mbps |
昼3回目 | 110ms | 1.81Mbps | 17.21Mbps |
夜1回目 | 118ms | 20.54Mbps | 6.95Mbps |
夜2回目 | 125ms | 22.2Mbps | 10.75Mbps |
夜3回目 | 113ms | 20.14Mbps | 8.52Mbps |
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 66ms | 168.89Mbps | 10.85Mbps |
朝2回目 | 70ms | 168.91Mbps | 10.72Mbps |
朝3回目 | 69ms | 163.7Mbps | 11.35Mbps |
昼1回目 | 68ms | 0.54Mbps | 9.9Mbps |
昼2回目 | 106ms | 0.72Mbps | 11.26Mbps |
昼3回目 | 115ms | 1.02Mbps | 9.58Mbps |
夜1回目 | 90ms | 45.58Mbps | 11.17Mbps |
夜2回目 | 104ms | 21.4Mbps | 11.23Mbps |
夜3回目 | 108ms | 27.59Mbps | 11.01Mbps |
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 73ms | 34.36Mbps | 21.87Mbps |
朝2回目 | 79ms | 49.66Mbps | 20.94Mbps |
朝3回目 | 77ms | 49.21Mbps | 16.58Mbps |
昼1回目 | 76ms | 4.44Mbps | 8.33Mbps |
昼2回目 | 111ms | 5.32Mbps | 10.9Mbps |
昼3回目 | 110ms | 5.89Mbps | 11.28Mbps |
夜1回目 | 78ms | 33.3Mbps | 24.6Mbps |
夜2回目 | 95ms | 83.99Mbps | 0.14Mbps |
夜3回目 | 95ms | 83.6Mbps | 27.4Mbps |
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリア対応の格安SIMです。回線速度はそれなりですが、余ったパケットを家族でシェアしたり、mineoユーザー間でやり取りできるのが重宝しています。
独自のコミュニティサイト「マイネ王」では、mineoスタッフやユーザー同士で交流したりすることもでき、アットホームな雰囲気が人気の理由です。
2021年1月に新料金プラン「マイピタ」を発表し、音声通話付きプラン(デュアルタイプ)の月額料金が大幅に値下げされました。
低速通信で良ければ最大1.5Mbpsで使い放題の「パケット放題 Plus」というサービスもあり、使い方次第では他社よりも使い勝手のいい会社です。今ならキャンペーンで3ヶ月無料で使えるので、試して見る勝ちはあると思います。
必要に応じて最適なオプションが選べるのもmineoの良いところです。
nuroモバイル
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 95ms | 18.57Mbps | 14.1Mbps |
朝2回目 | 110ms | 25.01Mbps | 20.16Mbps |
朝3回目 | 96ms | 13.09Mbps | 19.17Mbps |
昼1回目 | 100ms | 1.79Mbps | 10.82Mbps |
昼2回目 | 132ms | 1.53Mbps | 6.16Mbps |
昼3回目 | 168ms | 1.62Mbps | 6.57Mbps |
夜1回目 | 114ms | 3.94Mbps | 11.97Mbps |
夜2回目 | 112ms | 3.61Mbps | 11.71Mbps |
夜3回目 | 110ms | 3.54Mbps | 12.07Mbps |
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 72ms | 31.93Mbps | 11.59Mbps |
朝2回目 | 72ms | 26.45Mbps | 12.68Mbps |
朝3回目 | 89ms | 33.2Mbps | 18.85Mbps |
昼1回目 | 78ms | 2.79Mbps | 10.46Mbps |
昼2回目 | 121ms | 4.79Mbps | 13.36Mbps |
昼3回目 | 130ms | 3.04Mbps | 9.73Mbps |
夜1回目 | 72ms | 2.65Mbps | 15.93Mbps |
夜2回目 | 74ms | 1.4Mbps | 12.8Mbps |
夜3回目 | 73ms | 1.87Mbps | 14.72Mbps |
nuroモバイルもmineoと同じトリプルキャリア対応の会社です。ドコモとソフトバンク回線は持っていますが、au回線は契約していません。
パケットの前借りやパケットギフトなど、データ残量の扱いは柔軟に調整ができるのが特徴。ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供するため、販売端末にXperiaの取り扱いや保証サービスが受けられます。
肝心の通信速度については、ドコモ回線は少しずつ良くなっているものの、混雑時に不安定になりやすいので速度重視の方は微妙です。
2021年4月1日(木)に音声通話付きSIMが月額792円から使える「バリュープラス」が登場しました。VM・VLプランは3ヶ月ごとにデータ容量がプレゼントされたり、どの回線を選んでも同一料金で利用できるのが特徴です。
b-mobile S 190PadSIM
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 74ms | 35.95Mbps | 16.45Mbps |
朝2回目 | 75ms | 57.4Mbps | 16.69Mbps |
朝3回目 | 77ms | 47.07Mbps | 16.93Mbps |
昼1回目 | 75ms | 67.7Mbps | 11.45Mbps |
昼2回目 | 79ms | 63.67Mbps | 10.04Mbps |
昼3回目 | 76ms | 64.23Mbps | 10.04Mbps |
夜1回目 | 74ms | 68.1Mbps | 10.42Mbps |
夜2回目 | 82ms | 70.59Mbps | 13.01Mbps |
夜3回目 | 78ms | 72.94Mbps | 15.79Mbps |
b-mobileはキャンペーンなども少なく目立たない会社ですが、通信速度は長期間安定して出ています。古い記事だと速度が遅いとボロクソに言われていますが、今では結構安定しています。
音声通話が必要であれば「合理的かけほプラン」または「合理的みんなのプラン」がおすすめです。ドコモ回線もあるので利用する端末に応じて選んでみてください。
y.u mobile
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 79ms | 80.37Mbps | 16.95Mbps |
朝2回目 | 88ms | 75Mbps | 17.16Mbps |
朝3回目 | 80ms | 71.37Mbps | 16.75Mbps |
昼1回目 | 82ms | 39.31Mbps | 13.7Mbps |
昼2回目 | 87ms | 38.55Mbps | 11.7Mbps |
昼3回目 | 90ms | 22.6Mbps | 6.57Mbps |
夜1回目 | 87ms | 23.07Mbps | 6.3Mbps |
夜2回目 | 87ms | 24.06Mbps | 8.8Mbps |
夜3回目 | 87ms | 23.09Mbps | 6.86Mbps |
y.u mobileはヤマダ電機とU-NEXTが合併してできた新しい会社でで、余ったデータ容量が無駄にならない「永久不滅ギガ」というユニークなサービスが特徴のプランです。ドコモ回線の中でも通信速度が速く、サービス開始1年経過後も安定した速度をキープしています。
y.u mobileの料金プランは「シングルプラン(5GB)」と「シェアプラン(20GB)」の2つから選びます。データ容量チャージが1GBにつき税込300円と安価にチャージできるので、足りないぶんは都度チャージして利用します。
音声通話SIMに加入すると、年間2回・合計30,000円までの端末保証が無料で利用できたり、シェアプランの契約で「U-NEXT」会員特典(月額2,189円)が無料で付いてくるなど特典もたくさんあります。
OCNモバイルONE
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 94ms | 22.55Mbps | 2.22Mbps |
朝2回目 | 89ms | 16.57Mbps | 10.81Mbps |
朝3回目 | 98ms | 19.02Mbps | 14.72Mbps |
昼1回目 | 94ms | 47.71Mbps | 11.14Mbps |
昼2回目 | 101ms | 43.9Mbps | 10.22Mbps |
昼3回目 | 99ms | 19.42Mbps | 14.44Mbps |
夜1回目 | 88ms | 60.3Mbps | 10.21Mbps |
夜2回目 | 94ms | 45.38Mbps | 10.48Mbps |
夜3回目 | 91ms | 74.04Mbps | 10.97Mbps |
OCNモバイルONEは新コース開始後から速度が大幅に改善しています。他社のドコモ回線の格安SIMと比べると混雑時の安定感が違いますね。
SIMフリースマホのECサイト「gooSIMSeller」を利用すると、OCNモバイルONEの音声SIMとセット契約が条件で通常よりも大幅値引きで購入できます。
2021年4月から料金プランを値下げしています。音声プランでも1GB 770円と安く、ドコモ回線の格安SIMの中ではサービス内容も過不足なく揃っていてオススメです。
LinksMate
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 78ms | 58.49Mbps | 19.6Mbps |
朝2回目 | 94ms | 37.92Mbps | 29.68Mbps |
朝3回目 | 89ms | 31.57Mbps | 17.69Mbps |
昼1回目 | 87ms | 44.43Mbps | 13.67Mbps |
昼2回目 | 99ms | 39.32Mbps | 17.62Mbps |
昼3回目 | 103ms | 39.52Mbps | 8.35Mbps |
夜1回目 | 88ms | 82.86Mbps | 30.69Mbps |
夜2回目 | 88ms | 39.02Mbps | 14.39Mbps |
夜3回目 | 87ms | 39.68Mbps | 6.88Mbps |
LinksMateはスマホゲームやSNSのカウントフリー機能がウリの会社です。
ゲームアプリのカウントフリー対象が多く、対象サービスをよく利用している人は基本データ容量を減らして節約することも可能です。
通信速度についても、ドコモ回線の中では時間帯に左右されず速いです。かれこれ2年以上使っていますが、ドコモ回線では比較的速い部類に入ります。
プランの数も1GB刻みでものすごく沢山用意されているので、自分の使用量にあったプランが見つかるはずです。さらに、2021年3月18日(木)からは音声プランを値下げし、有料オプション・手数料が一部無償化されました。
エキサイトモバイル
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 72ms | 64.33Mbps | 15.8Mbps |
朝2回目 | 76ms | 76.32Mbps | 16.52Mbps |
朝3回目 | 78ms | 36.18Mbps | 16.03Mbps |
昼1回目 | 75ms | 0.8Mbps | 8.93Mbps |
昼2回目 | 133ms | 0.95Mbps | 4.69Mbps |
昼3回目 | 124ms | 1.22Mbps | 16.27Mbps |
夜1回目 | 136ms | 5.2Mbps | 9.84Mbps |
夜2回目 | 136ms | 6.01Mbps | 10.05Mbps |
夜3回目 | 137ms | 4.44Mbps | 14.23Mbps |
エキサイトモバイルは良くも悪くも普段と変わらない速度でした。お昼の速度以外はそこそこ速いですが、特段速いわけでもなく普通です。
私が契約している段階従量制プラン(最適料金プラン)は、使ったぶんだけ課金されていく料金プランです。データ容量が余ったり足りなくなったりする心配がありません。
2021年4月1日(木)から新料金プラン「Fit(フィット)」と「Flat(フラット)」が登場しました。最大5枚のSIMでデータ容量をシェアできるため、使い方がプランに合うなら便利だと思います。
BIGLOBEモバイル
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 91ms | 22.38Mbps | 19.67Mbps |
朝2回目 | 96ms | 42.15Mbps | 28.53Mbps |
朝3回目 | 92ms | 47.17Mbps | 20.47Mbps |
昼1回目 | 93ms | 1.29Mbps | 25.07Mbps |
昼2回目 | 108ms | 0.76Mbps | 28.2Mbps |
昼3回目 | 106ms | 1.72Mbps | 12.39Mbps |
夜1回目 | 90ms | 17.48Mbps | 6.45Mbps |
夜2回目 | 88ms | 26.67Mbps | 16.7Mbps |
夜3回目 | 90ms | 27.83Mbps | 13.25Mbps |
ping | 下り | 上り | |
---|---|---|---|
朝1回目 | 90ms | 12.98Mbps | 11.18Mbps |
朝2回目 | 91ms | 7.58Mbps | 10.55Mbps |
朝3回目 | 84ms | 32.89Mbps | 10.65Mbps |
昼1回目 | 88ms | 2.54Mbps | 7.62Mbps |
昼2回目 | 96ms | 2.41Mbps | 4.81Mbps |
昼3回目 | 88ms | 1.78Mbps | 10.51Mbps |
夜1回目 | 96ms | 20.39Mbps | 11.22Mbps |
夜2回目 | 85ms | 12.21Mbps | 10.22Mbps |
夜3回目 | 84ms | 26.39Mbps | 11.07Mbps |
BIGLOBEモバイルはYouTubeやAbemaTVの通信量をカウントしない「エンタメフリー・オプション」などが人気です。動画や音楽ストリーミングサービスを多用する方には向いています。
ただし、お昼の速度が不安定になりやすく、動画視聴などを中心に利用する場合は速度の遅さに悩むかもしれません。
今なら新規契約で音声通話プランが1年間770円、エンタメフリー・オプションが6ヶ月無料で使えます。